相葉クンの左の肩から二の腕にかけて,痣が拡がっている。
これは,彼がタンクトップなどを着た時でないとわからないので,
普段は滅多にお目にかかれない
実は,彼自身はこの痣をたいそう気に入っているんだそうだ。
芸能界は,歯並び矯正・美容整形が当たり前の世界だから,
たぶん彼も,過去に事務所から「レーザー治療」などを
指示された事があるんじゃないだろうか。
でも,結局その指示には応えなかったって事だよな。
アイドル誌などの写真で,その痣の部分に修正が施されていると,
彼としてはけっこう腹立たしいものを感じるらしい。
面白いよね。
むしろ,コンプレックスを抱くケースのほうが多いだろうに。
イヴ生まれの彼が,その痣を“聖なる痕跡”と捉えている,
そうまで考えるのはさすがにいきすぎだと,自分でも思う。
シンプルに彼は,持って生まれた自分の肉体を肯定し,
愛しさを感じているってことじゃないかな。
「お父さんはあつぶこちゃんの事が心配なんだよ,きっと」
と,日曜に妹が古い神社の敷地の中で云った。
心配ってなぁ…私の夢には,めったにお父さん出てこないぞ
子供たちのこと一人ひとりを心配しているには違いない。
生前は,母を溺愛するほうにエネルギーを注いでいて,
血の繋がってる筈の子供には殆ど関心を持たなかったくせに(苦笑)
確かに,私の事は,健康面で気がかりかもしれないな。
父方・母方両方の祖父から喘息を受け継いでいるだけでなく,
膵臓と腎臓の弱さといった,父の体質も私が最も強く継承している。
だから,「長生きしないのではないか?」とあの世でも不安なのか
残念ながら,私はおそらくすごーく長生き。無駄なくらいに。
ふと,赤トンボを帽子に停まらせた妹に微笑しながら,
自分の右手の甲に目を落とす。
ここには,細かく茶色を散らしたような痣が在る。
気づいたのは,小学高学年か中学に入った頃だ。
ほぼ同じ頃に母も痣の存在に気づいて,
「これ,お父さんの背中にある痣と同じだわ…」と
驚きの声を洩らしていた。
「やっぱり親子なんだわねぇ~」と感嘆する母に,
内心「なんでもっと早い時期に気づかないんだ?」と毒づく私。
毎夏,山やプールで真っ黒に日焼けしていたから,
メラニン色素が多くなって,手の痣も濃くなっていったんだろう。
おかげで,私の手は幼い頃からもうキレイではないのだが,
レーザー治療などで,この痣をとろうと思った事は一度もない。
これは,彼がタンクトップなどを着た時でないとわからないので,
普段は滅多にお目にかかれない
実は,彼自身はこの痣をたいそう気に入っているんだそうだ。
芸能界は,歯並び矯正・美容整形が当たり前の世界だから,
たぶん彼も,過去に事務所から「レーザー治療」などを
指示された事があるんじゃないだろうか。
でも,結局その指示には応えなかったって事だよな。
アイドル誌などの写真で,その痣の部分に修正が施されていると,
彼としてはけっこう腹立たしいものを感じるらしい。
面白いよね。
むしろ,コンプレックスを抱くケースのほうが多いだろうに。
イヴ生まれの彼が,その痣を“聖なる痕跡”と捉えている,
そうまで考えるのはさすがにいきすぎだと,自分でも思う。
シンプルに彼は,持って生まれた自分の肉体を肯定し,
愛しさを感じているってことじゃないかな。
「お父さんはあつぶこちゃんの事が心配なんだよ,きっと」
と,日曜に妹が古い神社の敷地の中で云った。
心配ってなぁ…私の夢には,めったにお父さん出てこないぞ
子供たちのこと一人ひとりを心配しているには違いない。
生前は,母を溺愛するほうにエネルギーを注いでいて,
血の繋がってる筈の子供には殆ど関心を持たなかったくせに(苦笑)
確かに,私の事は,健康面で気がかりかもしれないな。
父方・母方両方の祖父から喘息を受け継いでいるだけでなく,
膵臓と腎臓の弱さといった,父の体質も私が最も強く継承している。
だから,「長生きしないのではないか?」とあの世でも不安なのか
残念ながら,私はおそらくすごーく長生き。無駄なくらいに。
ふと,赤トンボを帽子に停まらせた妹に微笑しながら,
自分の右手の甲に目を落とす。
ここには,細かく茶色を散らしたような痣が在る。
気づいたのは,小学高学年か中学に入った頃だ。
ほぼ同じ頃に母も痣の存在に気づいて,
「これ,お父さんの背中にある痣と同じだわ…」と
驚きの声を洩らしていた。
「やっぱり親子なんだわねぇ~」と感嘆する母に,
内心「なんでもっと早い時期に気づかないんだ?」と毒づく私。
毎夏,山やプールで真っ黒に日焼けしていたから,
メラニン色素が多くなって,手の痣も濃くなっていったんだろう。
おかげで,私の手は幼い頃からもうキレイではないのだが,
レーザー治療などで,この痣をとろうと思った事は一度もない。