文世さんに逢いたい

「婆猫ふみちゃんのスローライフ」を綴りたくて、 2004年から始めたブログですが、
ふみは2009年3月に19歳10か月で逝きました。

2009年09月

優秀じゃない“自宅警備員”

  祝 「シルバーウィーク」中,民族移動は活発だったらしい。
  盆休み時のそれを上回ったともいわれている。

  どの時季であっても,自分には縁がない活動だな。

  連休中は求職活動のしようがなくて,
  部屋に閉じこもったまま過ごした。
  7月下旬以降,ずっと“連休中”のようなもんだ。

  『自宅警備員』とは,ニート・ひきこもりのことを
  優しく言い換えた表現かな。勝手に解釈すると。
  家 その“職務”においても,ダメな自分。
  だって,全く家の中を整備してないもん。
  時間はいくらでもあるのに,
  家事は洗濯ぐらいしかやらない。あと,プアな自炊。
  だから,部屋の中は常時カオスです。
  まぁ,警備だけやってればいい?
  ただ部屋ん中に居座ってるだけですが…。

  猫 『自宅警備員』の大先輩が,ふみ。
  この部屋で誰よりも長い時間を過ごしていた。
  なかなか更新できる記録じゃないよ。
  彼女は時々パトロールも実施していてね,
  ベランダや,玄関を出た所のコンクリ部分を
  巡回するの。人間を後ろに従えて 足跡

  そばに人が居る時だけ,強気なふみちゃん 力こぶ

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ゆきどまりの路地裏で

  ビル 連休に入る前に,また派遣登録に行ってきた。
  性懲りもなく… 落ち込み
  複数の派遣会社に登録しておけば
  仕事紹介の可能性が拡がる,とは聞く。
  しかし現在は,1つの求人を複数の派遣会社で扱っている,
  そういう状況だ。可能性が拡がるとはいえない。
  とりわけ自分のようなダメ人間は,
  何社に登録したところでムダみたい。

  ただ,金曜に足を運んだ会社は,
  知名度は低いけれど,「自分向き」の派遣会社に思えた。
  予約の電話を入れた際,
  「すぐにお仕事をご紹介できないかもしれない」
  と予防線を張られた(今どこの派遣会社も口にする台詞)
  にもかかわらず,あまり弱気にならなかったのは不思議。
  編集やデータ入力の案件が多い会社だし,
  まぁ,登録はここでもう最後にしようと思ってたから…。

  イイ雰囲気のオフィスで,好感の持てる人ばかりだった。
  そして,優しく率直だった。
  私の希望する案件を担当するコーディネーターが,
  「実は企業のほうから○○歳位迄の人と条件が出てるんです」
  と,申し訳なさそうに打ち明けてくれたのだ。
  薄々そうじゃないかと感じていた。
  もちろん,自分の職歴・スキルが劣っているせいもあるけど,
  これまでの不採用の理由の多くに,“年齢”も絡んでるな…
  不採用通知では,その点に言及していなかっただけなんだろ。

  好印象に終始した登録だったが,
  『年齢のカベ』という現実に直面した衝撃が大きい。
  今までは,運に恵まれてただけなんだな,ホントに。
  どうしよう。
  心が“ぎっくり腰”になったみたいに痛いよ 悲しい

    ♪今は俺22 初めて知る
      行き止まりの路地裏で♪  
                     『路地裏の少年』 浜田省吾


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夢で逢えても

  流れ星 昨日夢を見た。
  あの,瀟洒なお宅の車庫をテリトリーにしてた
  子猫が出てきた 猫
  逢えなくなった日数分,成長してる姿だった。 

  私が見る夢は,怖かったりドロドロしていたり,
  ジェノサイド(大量殺戮)。大抵そうだ。
  たまに肉親が登場するけれど,
  知人・友人は滅多に出てこない。そして,犬猫も。

  猫 ふみの夢は,たぶん1回しか見てないな。
  それも生前のみ。
  死別後はまだ一度も夢に登場しないふみだ。

  ひまわり 去年の七夕だったと思う。
  ふみの額からしこりが消え,右眼も引っ込んでいた。
  「免疫治療の効果が出たんだ!」と,
  嬉しくて嬉しくてしかたがない,夢だった。

  いつもなら恐ろしい夢の世界で戦慄してるから,
  目覚めた時は「あ~よかったぁ…」と安堵する。
  でも,あの夢からは抜け出したくなかった。
  ふみの腫瘍が滅ぶ,それが現実であってほしかった。


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片付けられない

  ブタ そうです,私は「片付けられない」人間です。
  さすがに,ゴミと共に暮らしているレベルではない。
  でも本当に!整理整頓が苦手なんです。
  モノを捨てることもできません アウト

  旧いTVや電話機などを置いているスチール製ラック。
  3段に仕切ってあって,一番下がふみの居場所の一つ。
  そこには,昨夏から枕を置いている。
  もともとは私が使っていた枕だ。
  ふみがよくアゴや頭をのせてくつろいでいたから,
  ふと思いつきで,7月か8月頃,
  ラックの最下段に置いたのだった。
  尤も,右眼の破裂以降,
  ふみはその場所に行かなくなったので
  (視界が狭い為,奥まった所を避けたのだろう),
  あまり使われないまま終わった枕だ。

  まだ一度も動かしてない,ふみが逝ってから。

  ベランダ側の西友の段ボール箱。
  その上が,ふみが一番好んだ居場所だな。
  箱は今は定位置にはない。
  ふみを火葬場に連れてゆく時,
  「お気に入りだったこの箱に入れて…」
  と試したところ,やや窮屈だったので諦めた。
  冷静に考えたら,そうだよね。
  寝そべるふみの体はいつも,箱の面積から
  はみ出てたもん。そりゃ無理だわ 猫

  役割のなくなった箱は,火葬の準備の際に
  ベランダ側から動かしはしたものの,
  やはり今でもこの部屋にとどまっている。

  一年前の今日。腫瘍に圧迫され続けていた
  ふみの右眼が,破裂した。

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すぐそばにある旋律

  星 昨年,年明けから晩春まで,
  ほぼ毎日耳元にメロディが届いてた。

  最初は,携帯の着信音かと思った 音符
  でも聴きおぼえのないメロディだ。
  じゃあ,どこから聴こえてくるんだろう。
  ―― 結局,部屋の内にも外にも
  音源はなかったんだよね。
  私にだけ聴こえているBGM。

  夢の中で音楽が流れることは,よくあった。
  覚醒している状態で音楽をキャッチするとは…。
  はっきり言うと,“幻聴”なのかもしれない。
  ただ,耳障りな音じゃないんだよ。
  ピアノあるいはフルートが奏でる,静かな音楽 譜面
  むしろ心地いいくらいで,しばらくはほっといた。
  それが,だんだん奏でられる時間が長くなって,
  仕事中も耳元で流れるもんだから,集中が途切れてしまう。

  これは「心療内科コースか?」と考え出したのが4月 チューリップ
  しかし,もたもたしているうちに,ふみの癌が発覚する。
  猫 音楽はピタリとやんだ。不思議なもんだ。

  今再び,メロディが聴こえる。
  1年半ぶりくらいに戻ってきた。

  ビル 派遣会社から紹介の電話があり,
  けっこう進んでいた話が,結局昨日ダメになった。
  理由を問い質してないけれど,たぶん
  社内選考で敗れ,他のスタッフに決まったんだと思う。

  う~ん,“売血制度”が復活しないもんかなぁ。
  臓器を売ってもかまわないんだぜ,私は 救急車

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泣いちゃいけない

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  ドクロ “急場しのぎ”を渇望してエントリーした仕事。
  2週間の短期派遣も,不採用だった…。
  「そんなに好条件でもない」からと,
  なめてた訳じゃないんだが,
  今月を生きのびる為には必要な職だったので,
  この結果はダメージがでかい 大波

  たった2日の説明会に,
  総勢で200名近い人が集まったと推定される。
  「大量募集」とはいえ,これじゃ「難関」だ。
  私以外にも,ガックリきてる人は沢山居るだろう。
  20代~40代の男性の姿も少なくなかった。
  今,「仕事に就けない」事は,
  “異常”な事じゃないんだね…
  泣いてる人が毎日この空の下に大勢居る。
  だから,私なんかが泣いちゃいけないんだ。

  猫 ひと駅分歩いた公園で,猫の親子に逢った。
  よく似ているので区別がつきにくいけれど,
  お母さんにも子猫にも何度か逢ってると思う。
  携帯のドライフードを目の前に撒いて歩き出したら,
  親子で私の後ろについてくる。
  「あのエサじゃ不服?」と,別のフードを出そうとしたら,
  子猫のほう(?自信がない)が軽くじゃれついてきた。
  あぁ,ゴハンは足りてて,遊んでほしいのかな?
  野良でもこんな要求してくるんだ…と思ったら,
  涙がちょろりとこぼれた 悲しい

  月 月が黄色い夜は,頭痛がする。
  こんな時間に,喘息の症状が出てきた。
  外の空気はまだそんなに冷えてないのに。
  虫の声がさざ波のように押し寄せてくる夜だ… 流れ星

ながつき

  太陽 今日は暑かった。
  空に浮かぶ雲も夏らしい姿をしていたし,
  高層ビルの窓から見えたデジタル表示も
  30の数字を赤くアピールしてた
  (今日も仕事を求め派遣会社に…) ビル

  でも,着実に季節は移ろっている。
  ここ1週間,明け方になると
  軽い喘鳴の症状が出ているのだから,
  秋はしのびやかに近づいているようだ。

  7月に去った職場の周辺ではもう,
  キンモクセイが花を咲かせているかもしれない。

  猫 半年経ったよ,ふみちゃん。

  この時季は,シャンプー時に私の髪が
  大量に抜けるように,まだ「換毛期」だと思うんだが,
  昨年のふみの体毛にはあまり変化がなかった。
  それまで夏場といえば,ブラシで毛繕いするたびに
  「ふみちゃんがもう1匹作れそう」なくらい,
  ごっそりと抜け毛が集まったもんなのに。

  老齢である事よりも,腫瘍の存在が諸々に影響していた。
  新陳代謝が勝手に停められていたような気もする,癌に。
  もう生きる必要がないから?
  ふみから,身づくろいする習慣も消えてしまったしね。
  それでも,ブラシで丹念にマッサージすると,
  彼女は気持ちよさそうにしてたな… 譜面

  このまま,発作がもっと強くなればいいのに。

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路上生活

  猫 あの子猫に逢えなくなってから,
  「せめてもの慰め」が天から降りてきているのか,
  野良猫の姿を以前より見かける機会が増えた気がする。

  太陽 季節が移り変わってきたのも要因かな。
  台風11号到来の時は別にして,先月下旬から
  けっこうしのぎやすい気温になってるもの。
  避暑スポットを求めて(猫は涼しい場所を熟知している)
  日中はどこかに身を潜めていた猫たちも,
  昼下がりの空き地や路上に戻りつつある。

  民家の私道部分に,親子4匹が縦長に寝そべっていた。
  あまりに地面と一体化してるように見えたから,
  死体かと思って駆け寄っちゃったよ 汗
  彼らは気持ちよく,午睡に埋没してたんだね。
  足音に眠りを破られて,「う~ん?」と
  起き上がった子猫は,まだ生後1か月弱だ。
  それでも,お母さんが一緒なら安心だよ…
  母猫が少し栄養不良に見えたので,
  携帯しているドライフードを撒いて立ち去る。

  あの子猫にはお母さんがいなかったもんなぁ。

  先週,久しぶりに新橋に行くと,
  地下通路にはホームレスが何人も寝転がっていた。
  同行の女性たちはビックリしていたようだけど,
  この光景は10年以上前から変わらないんだよ。

  自分が居住するエリアにも,路上生活者は多い。
  先日は近くの小さな公園で“新顔”を見かけた。
  自転車のカゴにも後部にも,限界まで荷を積んでいる。
  その男性は自転車を止め,ベンチに腰かけていた。
  こざっぱりとした身なりで朝刊を読む姿は,
  目の前の異様な自転車さえなければ,
  散歩中の定年退職者・年金生活者に見える。
  「現在の生活スタイル」に入って,きっと日は浅い。
  まだ,どっぷり浸かりきって崩れている訳ではない。
  今のうちだ…風が冷えきるその前に…

  家 汗っかきで,自分は誰よりも不潔だと思っている。
  体臭が気になって,真夏の2回シャワーは当たり前。
  汗をかきにくい真冬でさえ,1日でも入浴は欠かせない。
  半日たったあたりで,早くも自分の不潔さに苛立ってくる。
  そんな私には,どうしても路上生活は選べない…びっくり


          電車 『府中競馬正門前』 駅で撮影↓

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