文世さんに逢いたい

「婆猫ふみちゃんのスローライフ」を綴りたくて、 2004年から始めたブログですが、
ふみは2009年3月に19歳10か月で逝きました。

2009年10月

グリーンマイル

  月 秋が深まってゆく(10月にしちゃ暑いが)。

  さすがに「残暑ともお別れね」と呟いて,
  ハッびっくりと気づいた事がある。
  そういえば今夏,『ウォーターボーイズ』は
  TV放映されただろうか?
  決まった曜日・時間以外は,TVを点けない
  習慣が定着しているため テレビ
  (いや~うちのTVすごいんです,ポンコツで)
  放映があっても知らずに終わったのかもしれん。

  映画『ウォーターボーイズ』はね,
  毎年のようにフジが放映してたイメージがある。
  それも8月最後に流すから 泳ぐ
  モデル校・川越高校「くすのき祭(文化祭)」の
  ナイスな宣伝になってるよなぁ~と思ってた。
  妻夫木クンも平山綾も,この作品が一番カワイイなぁ。
  (玉木宏をしばらく山本太郎だと思ってました)

  『ウォーターボーイズ』の事を考えてたら,
  連動するように『グリーンマイル』の事も思い出した。
  これもやっぱり,繰り返しTV放映されている
  (ウォーターボーイズほど頻繁じゃないとしても)。
  でも,今年は無かったよな…?
  昨年も無かったか…?少なくとも,
  ふみの闘病中には放映されなかったと思う。

  ネズミ あれはなぁ,ネズミのMr.ジングルスに
  泣かされるんだよね,個人的に。
  不思議な力を持った,死刑囚・コーフィー。
  神様に授けられた能力なんじゃないの?
  神様に愛されてる訳じゃないってこと?

  毎回懲りずに泣いちまった作品だ。
  ふみの居ない今は,観るのが怖い。
  落ちるのが涙だけですまない気がするもん。

  コーフィーの能力,何よりも欲しい力だ。
  外科手術が無理なふみの癌を,
  吸い取りたかった。寿命が縮むどころか,
  命も人生も引き換えにして,一生一度,
  “一世一代の魔法”を使えたらよかったのに。

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職にありついたよぉ…

  ブタ やや遅いご報告ですが,
  やっとこさ,“当座”の仕事が決まりました。
  連休明けから働いております。

  8月と9月に,単発でほんのちょっぴり
  働いただけだから,腰を落ち着けた勤務は
  実に2か月半ぶり。長かったなぁ,この無職期間。
  しみじみため息をつきつつも,
  そう安心してはいられないんだな。
  あくまで派遣契約だし,「年度末迄」の区切り有り。
  来年の3月末以降は,判らない。
  延長の可能性はどうだろうかね…。

  今は,毎日を乗り切るだけで精一杯。
  自分の担当業務は,まだ本格的な領域に入ってなくて,
  重圧がのしかかってくるのは1か月先らしい。
  でも,既に私の脳と神経はパンク寸前なのさ ドクロ
  ふてぶてしい面構えのおかげで,
  「いかにも仕事に馴れてる」ように見られやすいのだが,
  新しい物事を受け容れる器が,異様にちっさいんです。
  ストレートに言うと「呑み込みが悪い」のよ。
  プレッシャーにも弱いしね 汗

  だから,頭の中は常に恐慌状態です…

  いやいや。働ける歓びを噛みしめないとっ キラキラ

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キイロがスキ

  服 身に着けるモノで黄色はまず選ばない。
  バッグやアクセサリーでも同様。
  でも,これがグッズになると違うんだ。

  私のお気に入りキャラは,ピカチュウをはじめ,
  チョコボ(RPGのFFシリーズの鳥キャラ),
  ぬ~ぼ~(キョロちゃんに負けない,森永のキャラ),
  キイロイトリ(リラックマ居候先の飼い鳥)など,
  み~んな見事に真っ黄色です ヒヨコ
  そういえば,タオルも約3分の1が黄色ではないか!
  ―― 気がつけば,部屋の中には“黄色いモノ”が
  あふれているのだった。

  確か,黄色は金運に良いとされていないだろうか?
  私に憑いた貧乏運には,風水パワーも敵わないのね…

  無職で未来が全く見えないという8月末に,
  ふと手を伸ばしてしまった来年の手帳。
  キイロイトリが主役のデザインだったの。
  スケジュールが今年の10月から開始になっている。
  でもねぇ,何も書き込む気になれない。
  使い始める踏ん切りもつかないまま,
  時間は落ち葉とともにカラカラ転がってゆく… 星

  猫 ふみも,キイロがスキ。
  腎不全で体力がガタッと落ちるまで,
  16才ぐらいまでは「猫じゃらし」で遊んでた。
  数本あるうち,最も夢中になってたのが
  黄色の猫じゃらしだったもん。
  そういえば,布団を敷く時,
  カバーが黄色だとすぐ飛び乗ってきたわ。
  “見えない”虫を追いかけて格闘したり,
  ゴロゴロのどを鳴らして寛いでた。
  このカバーは,どんなにボロになっても
  捨てられそうにない… 

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いつか見た風景

  ビル 9月最終週に単発の仕事をやった。

  突然転がり込んだ案件なのか,
  派遣会社から電話が入ったのが前日夜だった。
  「明日から始まる4~5日程度の単発で…」 携帯
  やっとありついた仕事だ。
  通勤の便が多少悪い上に交通費が出なくても,
  更に低い賃金で業務内容がきつくても,
  ためらっている余裕はない。
  電卓をはじく前に動き出そうと… 走る

  お金 後で実際に電卓で計算したら,
  かなり割に合わない事が判ったんだがな。

  初日の集合場所は,都心の某駅前。
  営業女性が手元のリストで名前を確認する。

  8月末も,同じ派遣会社の単発仕事に就いた。
  その時の担当営業は,とても綺麗な女の人で,
  フォローがきめ細かに行き届いていた。
  人柄の好さがにじみ出ている仕事ぶりに,
  「美人に弱い」私はもうメロメロよ ラブ

  今回の担当営業が同じ人だったらイイなぁと,
  ちょびっとだけ期待してたんだけど,
  違った。冷たそうな雰囲気の女性だ。
  事務的というより,性格が好くない…?
  そういえば,名刺くれなかったね。

  急遽召集されたスタッフは,中高年が多数。
  いわゆる「働き盛り」の男性も混じっている。
  なんだか,20年前に見た光景を思い出す。

  高田馬場と新大久保の間にある公園は,
  早朝が一番にぎわってた。
  数えたことはないけど,労務者風の男性が
  いつも20人以上は集まっていたのじゃないかな。
  その群れが,迎えに現れたトラックの中に
  吸い込まれ,あっという間に消える。
  あの光景は今も続いているんだろうか。

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着いた所が目的地

  星 「こんな筈じゃなかった…!」
  という台詞とは,無縁。
  胸中にうごめいたこともない,自分で意外だけど。

  そもそも,「将来はこうなっていたい」とか,
  逆に「これだけは避けたい!」と考える事が殆どなかった。
  青写真やヴィジョンを持たずに年を取っていった。
  まぁ,その結果がこれ。
  老後を心配しなきゃいけないような時期に,
  アルバイトすら満足に見つからず路頭に迷ってる。
  そんな人生にたどり着いてしまう訳ですよ ドクロ

  ただ,後悔はしてないんだ。負け惜しみじゃなしにね。
  反省するけど後悔しない。
  「あの時こうすればよかった」と悔やむより,
  「なるべくしてなったんだな」と納得して済ます。
  だから,成長も進歩もないんだわ(苦笑 怒

  本 「“着いた所が目的地”
     というような蒐集であってはならない」
  博物館学の講義で先生がそう説くのを聴いて,
  「あ,それ私だ~」と心の中で手を打ってしまった。

  目標を定めずに,ずっと何となく日を送って,
  いつの時代もその時居る場所が“目的地”だと,
  そんな風に受けとめて満足してた。
  「向上心の無さ」がさすがに自分でも厭だけど,
  おかげで楽に生きてこられたなぁ。
  “責任”という重荷を避け,“覚悟”をよけて。
  気軽な人生だった… 笑顔

  猫 新しい家族を迎えたら,私は救われると思う。
  その点は確信してる,ずっと前から。
  なのに実行に移さないのは,怖いから。
  何が?また別離の哀しみを味わうのが怖いの?
  違う。責任と覚悟を持つ勇気がないんだ 落ち込み

(ゼニガメさんの問いかけに対する答えが,これです。
 あとは運命しだいですね。あくまで受け身で…)

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雨音は子守り歌

  雨 焦燥のうちに時間はこぼれ落ちて,無職期間2か月。

  衆院選の週あたりからずっと,
  記憶をたどれば雨のシーンに行き着く。
  雨降りは好きなのに,気持ちが弱っていると
  まとわりつく雫に負けてしまいそうだ。

  確かに傘の出番は多い。ただ, 
  “秋の長雨”と言えるほど,様になった天気じゃないと思う。
  そういう捉え方になるのも,やっぱり
  精神状態に関係があるのかな…。
  “情感”そのものがすり減っちゃってるとかね。

  家 布団の中で聴く雨音が好きだ。
  そのままいつまでも,まどろんでいたい。

  「ふみ…」 声に出して呟いてみる。
  胸がずきんと痛む。

  猫 徹底したインドア派なのに,
  何故か雨の夜は,必ず散歩に出たがったね。
  ホントにあれはどうしてだったんだろう。

  雨の日。猫は人間以上に眠いらしい。
  いつもは出勤準備を妨害しまくるふみが,
  睡魔に完全に搦め捕られて,微動だにしない。
  「いつもこうだと助かるなぁ」
  手荷物よし!戸締りよし!と,
  静かに部屋を出て行こうとして,視線に気づく。
  ものすごく眠そうなのに,無理やり目をあけて,
  顔を上げて,ふみが私の背中に問いかけているのだった。
  「えぇ…出かけちゃうんだ。なんでぇ…?」

  胸が痛い。
  ずっと一緒だよ,ふみ クローバー

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