文世さんに逢いたい

「婆猫ふみちゃんのスローライフ」を綴りたくて、 2004年から始めたブログですが、
ふみは2009年3月に19歳10か月で逝きました。

2010年10月

“家ネコ”の日々

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          うちにやって来て1か月あまり経った頃の大野くん

  この週末、大野くんが家族になって『一周年』を迎えた。
  あっという間だったような、長かったような…
  いや。ふみを喪った後に感じた「時の流れ方」とは違う。
  だから、どちらかというと、思いのほか早く過ぎ去った感覚だな。

  部屋にも人にもすぐ馴れた。
  でも気がつけばこの仔、のびのびと寝そべる事がなかった。
  いつも縮こまるように、自分の体を守るように、
  丸くなって寝ていた。決して寒かった訳じゃないと思う(
  
  起きてる時は暴れん坊なのに。
  いっそう小さく見える寝姿に、この仔の過去を想像しては
  胸を痛めてた 
  あと、今はもうやらなくなったけど、傍らで寝ている時は
  たいてい前脚の先っぽを、人の体のどこかに添えていた。
  人間が自分から離れていくのが怖かったのだろうか。

      
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  このくらいに、体を広げて寝そべるようになったのは、
  今年のお正月を過ぎたあたりだと思う。

 
   現在ではこれが“常態”であります ↓

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よく寝ないネコ

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  黒猫 大野くんの寝場所の一つです。
  1年前までは、全く同じこの場所に、
  ブランケットをかぶせた西友の段ボールがあった。
  文世さんのやはり、お気に入りの場所の一つ。
  ブランケットも段ボールも処分せず、
  今は別の場所に保管してある。

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  大野くん用の寝床は、衣装ケース。
  この中には、彼の出現によって
  “隠遁”を余儀なくされたぬいぐるみ達が
  ひっそりと収められている りらくま
  文世婆さんは、ぬいぐるみ等にまるで関心を示さなかった。
  大野くんはまだまだ子供だからなぁ…
  ぬいぐるみ達が大変な目に遭うようになったので、
  この部屋からピカチュウやキイロイトリは姿を消したのです。

  日中、陽が射し込む時に、大野くんはここでまどろんでいる。
  最近、ホットカーペットをONにするようになったので、
  床の上で仰向けに寝ていることが多い 

  が。こいつ、睡眠時間ぜってぇ少ないぞ。
  
  友人宅に保護されていた3日間は、
  放浪からの疲れもあったのか、「よく寝ていた」らしい。
  うちに来て環境に馴染むのは早かった。
  疲れも緊張もなくなったと考えられるのに、
  大野くんは、あまり睡眠をとってないようにみえるのが、
  気がかりな点だった。

  ふみもヒロも仔猫時代、よくまぁ眠ってた(熟睡時間は少なくてもね)。
  大野くんは、野良時代の習慣なのだろうか?はたして。
  週末や連休ずっと一緒に居ると、より顕著に判る。
  彼は、覚醒している時間が長い。
  ウトウトしてる、猫ならではの過ごし方をあまりしていない…

  「俺さぁ、14時間ぐらいしか眠れないんだよね。
   これって“睡眠障害”じゃね?」(ネコ同士の会話)
  ―― というのが猫の睡眠に関する、私の認識だったのだが…

  つまり、大野くんの相手をする時間が長い。
  これが悩み。結局、自分の都合に過ぎないんだけど。

迷走しないぞ…

   月曜。登録してまもない派遣会社の紹介で、
  某大手出版社の面接を受けた。
  立派な社屋だったわぁ 

  他の面接者(営業マン&派遣スタッフ)も、
  私たちの後にきっちり控えていた。
  競争となると、勝てる気がしない。勝った事もない 涙

  昨日、担当営業の人から
  「他社の方で決まりました」と電話をもらった。
  もう覚悟はできていたので、私は心から陳謝した。
  「申し訳ありませんお役に立てなくて…

  低スペック、高年齢、暗~いキャラ アイルー002

  でも、今回は迷走するまい。
  迷走するくらいなら、部屋で大野くんと遊ぶもんねぇ 

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冒険の証し2010

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   『ポケモンスタンプラリー2010』全95駅制覇の
   記念品が届きました。
   いかにも子供が好みそうなカレンダー機能(?)付きの
   オリジナル時計です。
   (昨年は、ピカチュウのルームライトだった ピカ鼠 )

   長年参加している人間が最も求めているのは、
   実はこのオリジナル景品よりも
   『全駅達成認定証』じゃないかなぁ。
   毎年これを、私はお財布やパスネット入れに納めている。
   以前は、この認定証に個人名も入ってたんだよね。
   それって重要じゃない?表彰状のようなもんで。
   全駅達成者が増加していくに伴い、
   (参加者によっては、5冊~10冊のスタンプ帳を持って駅を回り、
    最終的にスタンプ帳の数だけ景品をGETする)
   ラリー事務局も対応しきれなくなったんだと思う。
   そういう事情を察してみても、やっぱり残念だわぁ… (`・ω・´)

   ↓ ひっくり返すと“ポッチャマ仕様”にもできる、スグレモノ

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ココにも居るのぉ?!

   昨年の今頃は、都内北西部をさすらっていた大野くん。
  彼を保護してくれた友人が聴き込んだところによると、
  いくつか目撃談が出てきたらしい。
  乳歯から永久歯への生えかわりもほぼ終わり、
  生後7か月には見えない小さな身体で、
  公園から公園を渡り歩いていたんだろうな…

  わが家に来てから彼は、外出しようとしない 
  屋外に全く興味がない訳じゃないだろうけど、
  まるで「棲家を喪う」ことを恐れているみたいなんだ。

  文世さん時代のブログを読んでくれた人には判るように、
  わが家はマンション(ボロ)の1階。
  女性が部屋を選ぶ際、1階は避けるものだと思う。
  でも、妹も私もできるだけ1階を選ぶようにしてきた。
  猫(あるいは犬)と暮らす事が前提になってたから。
  そういえば、「完全室内飼い」の発想がなかったわ。

  しかし、大野くん。
  玄関ドアを開けると外へ半身を出すものの、
  すぐ引っ込んでしまう。
  婆猫ふみちゃんでさえ、パトロールしてたのになぁ。
  まぁ、玄関の外は未知の世界で、コワイかもしんない。

  私が無職になった先月末からようやく、
  ベランダに出て、しばしの時間を過ごすようになった。
  もちろん、レースのカーテン(汚れている)越しに
  私の姿が確認できるという条件が必須だ。

   陽射しが心地よい昨日の午後も、ベランダで寛いでた。
  しばらくして、“異音”が響く。
  大野くんが唸っていたのだ。初めて耳にする声だよ~ 
  慌ててベランダに出たら、片隅に黒猫が座ってる、しゃなりと。
  大野くんは初対面だが、こいつは実は“常連”さんなのよ。
  文世さん時代からずっと、玄関外にキャットフードを置いてて、
  この黒猫が最近は朝も深夜も姿を見せている。
  ただ、ベランダでリラックスしてるとは意外だったがな 

  大野くんはたぶん、1年近く他猫を見ていない。
  自分以外に存在する猫のことも、
  その小さな頭の中から消えてたかもしれないね。

  
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ストーカー気質

  暑がりだけど、そろそろゆっくり浴槽につかる時季か 

  しかし、大野くんがそう容易く実行させてくれない…

  冬~春の間は、通勤前に慌しくシャワーで済ませても、
  週末ぐらいは血行の悪い足腰の為にも「入浴」したい。
  で、浴槽にお湯を入れて「よっこらしょ」と体を沈めるも、
  その時間は数分ともたない。
  ドアの外側で大野くんがニャアニャア騒いでるから。
  「え~ここに居るの判ってるんじゃん、待っててよ」と
  外に向かって言っても、効果はまるでナシね。

   真夏が更に問題でさぁ。
  たいていのオッサンをしのぐ発汗量を誇る(!)私は、
  夏場は最低でも日に2回はシャワーを浴びる。
  ところが今夏は、2回目を断念せざるを得なかった。 
  仕事から戻ったら、汗みどろの服を脱いで
  とにかく汗を流してしまいたいじゃないか!
  1杯のビールよりも前になっ 
  ところが、これもまた大野くんの妨害で中止。
  朝のシャワー時と同じくらい、夜も騒ぐんだよな。

  とにかく、「居るはず」の人間の姿が確認できない事が、
  ひどく不安でたまらないようだ。
  ええ、トイレに入ってる間でさえ平穏ではないのです 
  鳴き声が聴こえてなかった場合でも、彼は必ず居る!
  トイレの外のどこかに潜んでいるのさ 
  「おい、ストーカー 」とドスをきかせた声で呼ぶと、
  嬉しそうに物陰から飛び出してくる大野くん…

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一年遅れの“蜜月”

  昨秋、大野くんがうちに来た時、
  私は新しい派遣勤務に就いて10日経ったぐらい。
  順応力・適応力が大いに欠落している人間だから、
  毎日、何が何だか解んないうちに終わってた 

  そして、それ以前の失業期間に抱え込んでしまった
  「負の財産」のために、11月初旬からは
  夜間のバイトも入れるようになった。
  あまり大きな声では言えないけど、「国民的データ」
  の入力業務でした 

  朝8時に部屋を出て、帰宅は23時過ぎ。
  生後8か月目に入っていたとはいえ、
  新しい環境と生活時間に、大野くんは戸惑ったに違いない。
  「ここが安住の地」とは思いにくいよな

  私は、寂しくお留守番する大野くんに
  思いやりの態度を示す余裕がなかった。
  とにかく疲れて…イライラして… 
  粘着質で、自分に常に関心が向いていてほしい
  (ふみと激似の性格)大野くんには、
  不幸な時代だったかもしれない 

  どうですか?大野くん、今の暮らしは。
  私が部屋を空けるのは、スーパーへ買い物に行くか、
  たまに「求職活動」のために外出するぐらい。
  ほとんど一緒に部屋に居るよね 
  (ひきこもり体質の私には苦痛でも何でもないのだ)

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                     ↑ 昨年11月初めの大野くん


  

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それでも、派遣勤務

4年ほど前、「派遣営業とのトラブル」について
このブログに書いたことがある。
あの時はねぇ、周りの誰もが「ダメだ、こいつ」と
うんざりする  「仕事のできない」営業マンが
担当だったのよね  (まもなく彼は、
私と一緒に派遣されていたスタッフの陳情が効いたのか、
派遣会社の別部署に異動になっていったらしい)

昨秋派遣された職場は、けっこう“独特”だった(失笑)
奇妙だったなぁ。
あるんだね、あーゆー組織って。
しかも、たまたま自分が遭遇してなかっただけで、
実は世の中にたくさん存在する類の会社なのかもしんない。

今回は、就業環境にも派遣営業にも悩んだ 

いったん派遣先にスタッフを送り込んでしまえば、
営業は「契約更新」の手続きの時期まで登場しない。
私が派遣勤務を生計のメインにし始めた6年前、
営業一人が担当する派遣スタッフは50名前後と
聞いた(派遣会社によって違いはあると思う)。
でも、今回の私の担当営業は
「100名以上のスタッフを抱えている」と言っていた。
そりゃ、大変だわな… 

それでも、派遣先の上司に毎日苦労させられていた為、
一応縋るようにして営業マンに相談することになる。
派遣スタッフにとって、ほかに対策はないもんな。
ところがな。
営業は、私の話を聞き流していただけだったのよ、毎回。
そして、彼は「派遣の味方」ではなく、
派遣先の上司の味方だった。
私の相談を「職場の悪口だ」と指摘し、
派遣先の上司の話と人間性を全面的に信頼していた。

顛末が哀しかったね。憤りも感じたよ。
でも、派遣会社にとって最も大切なのはクライアント。
派遣先企業の機嫌を損ねる訳にはいかんだろう。
だから、営業マンの姿勢は間違ってもいないのだと、思う。

    
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『希望という名の光』

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   ↑
  2009年10月下旬,友人宅に保護されたばかりの大野くん

  
  知人・友人から「自尊心がない」「自己評価が低い」という事を
  長年指摘されてきた。
  そりゃあ“劣等感の塊”と言ってもいい生き物なので,
  これで“自信” や「高い自己評価」に縁があったら,
  それはまたけっこう凄い事だよなぁ,と思う。

    生まれてきてすみません
    生きててごめんなさい

  春先に,カウンセラーの資格を持つ人々と話す機会があった。
  酒が入っていたので,「低い自己評価」の話から
  いったいどう展開あるいは逸脱していったのか憶えてないけど,
  気がついたら;
  「この世に生を受けた事も,まだ生き続けている事にも
   感じる後ろめたさはなくならないけれど,
   この人生でたった一つ自分はイイ事をしたと思ってます」
  と語っていたのであった… 

  その時,大野くんは私の相棒になって4か月になっていた。
  スムーズに物事が運んだ訳ではなかったけれど,
  生活の中心が大野くんになっているのは,ふみの時代と同じ。
  自己満足,自画自賛ながら,
  自分は,この仔を幸せにできたのじゃないか…


  

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