文世さんに逢いたい

「婆猫ふみちゃんのスローライフ」を綴りたくて、 2004年から始めたブログですが、
ふみは2009年3月に19歳10か月で逝きました。

2011年09月

生命力を讃えたいんだよな…

   腹いっぱい食ってもらいたいんだ。
  犬猫がひもじい思いをしている状態は、
  こちらもツライ。

  世の中の人すべての、飢えや不安を解決できないのだから、
  動物に対しては尚の事、手を差し伸べる力が余っていない。

  彷徨っている痩せっぽちの犬や猫を見つけると、
  うちら姉弟は躊躇なく家に連れ帰ったんだよな。
  親が諸手を挙げて歓迎してくれた筈はないのに、
  子供時代の脳は実に都合よく機能しているのか、
  親の悲鳴やら愚痴を憶えてないの。

   近所から苦情が出て、小中学時代は
  何度か引っ越しをしている。
  ここ20年ばかりで宅地開発がとてつもなく進んだけれど、
  自分が十代の頃、周りは田んぼと畑ばかりだった。
  今よりは動物たちに生きやすい環境だったとは思う。
  でも、そんな昔からだって、
  隣近所に動物が居る事を嫌がる人は少なくなかったよ。
  不衛生であること、鳴き声、猫がよその敷地に立ち入ること…

  無理もない。
  地域の人々の暮しを脅かす要因になってるんだもんね。
  特に、農業を営む人には迷惑だった筈だ。
  だから、さっさと引っ越した(MAXで犬猫20匹と共に)。
  子供が知らなかっただけで、親はトラブルに直面してた。
  つまり、そういう事だよね。

  今回、自分が警告と監視を受ける立場になって、
  (ここらへんは、ぼやかして書いておこう) 
  世の中には動物嫌いの人が大勢存在する事を知った。
  ついつい自分を基準にしつつも、これまで、
  世の動物嫌いにも注意を、いや関心を向けるようにしていた。
  所詮、“つもり”だったって事なんだがな。

  ネットで調べるとさぁ…「ねこ除けグッズ」のサイトが
  大々的に多数運営されてるじゃないか。
  ネットの掲示板をつい読んじゃったら
  (もう読まねぇ…)、猫ギライ専門掲示板もあった。
  はっきり言って、犬のような規制を受けていない猫は、
  害獣 なんだそうだ。

  嫌いなものを無理に我慢しろとは言えない。
  自分だって、そんな生活を強いられたらたまらない。

   猛暑を生き抜いてきた仔たちに、
  腹いっぱい食ってもらいたい、それが最大の望みだ。
  魔法を使いたい 

stay gold

   『あそこに行けば、とりあえずメシが食えるよ』

  もし、野良ネコたちの間でこんな情報が
  共有されていたとしたら、その修正がまた、
  軒下を空地をめぐっていったかもしれない。

   『もう、あそこに行ってもムダ足だよ…』

  ふみが生きている頃、訪ねてくるのは
  もっぱら♀猫・母娘たちだった。
  今ふり返ってみると、あの5~6年は
  けっこう平和な時期だったんだな。
  ふみは嫉妬して、ご近所も眉をひそめていたろうけど。

  ふみの死後、常連の顔ぶれは一変した。
  ♂猫ばかりになったんだよね。
  テリトリーの意識がとても強いんだろう、
  2匹鉢合わせしたなら、威嚇の応酬でそりゃ
  うるさい事態になった 

  今年になって気づいたのが(遅すぎるかもしんない)、
  彼らのうち少なくとも3匹は、片耳にパンチが入ってる事。
  これは「手術済み」という印なんでしょう?
  地域の誰かが動物病院に、一度は連れて行ってる。
  野良たちに「生きてほしい」と、この町で誰かが
  願ってくれた事の証拠なんだ…

  彼らは、いろんな場所でいろんな名前で
  呼ばれてると思う。大野くんも一昨年はそうだった筈。
   真っ黒な若猫を、私は勝手に黒絵と名づけた。
  自己主張が強くて、鳴き声が大きいのが難点。
  でも、その気持ちの顕れた瞳に、つい見とれる。
  ふみがエメラルドなら、黒絵はゴールドだ。

  生きてほしい… stay gold 
  

黒絵

    哀しくって、しようがない

    7年前にHP・ブログを始めた頃から、
   野良ネコたちにメシを出していた。
   ここにもよく、その様子を書いた。
   
   自慢話なんかには聞こえなかったよね?
   優しい人間のふりをする気なんて、さらさら無いぞ

   嫉妬深いふみは、そりゃあ嫌がってたなぁ。
   野良出身の大野くんさえ、不快そうだった。

   人間はもっと不快だったようだ。
   ペット飼育禁止のマンションじゃないが、
   同じ建物に犬猫が居ることを嫌う住民は、
   当然存在する。少数ではない。
   ましてや、メシ目当てに日参する野良は
   厭でたまらんだろう。

    先月ついに警告書を頂戴した。
   長きに渡って、見て見ぬふりをしていたが、
   我慢も限界という事態なのでしょう。

   私がやってきた事は、ご近所に対して
   迷惑行為でしかない。それは自覚している。
   苦情が出ないよう、気を遣っていたつもりでも、
   結局、無遠慮で厚顔無恥だったに等しい。

   メシ出しをやめた 
   野良たちに事情が通じる筈もなく、
   私がドアから出入りする度に
   鳴いてすがってくる。
   振り返らない。目を合わさない。

   ごめんな。
   身勝手な人間(←私)ですまない。
BlogPaint

   

生きてます。生きてました

fumi-newyear

   ご無沙汰しています。半年ぶりです。

   季節がふたつ分、過ぎ去ってしまいましたね。

   最後に日記を書いたのが、東日本大震災の当日でした。
   記事をアップした12時間後に、あの地震が起こったのです。
   昨日ブログを読み返していて、その事実に気づきました。
   そう。ホントに、まるまる半年間、
   このブログにアクセスすらしていませんでした。

   皆さま、ご無事でしたか…?

   私が住んでいるのは、被災地を含む関東の県ですけれど、
   自分の部屋や近隣での被害は少なかったです。
   (柱がズレたり、壁面の歪みとかはある)
   確かに、4月まではブログ更新できる状態ではなかった。
   日々が“非日常”になっていたし、
   文字を書く精神的余裕も喪ってた。
   携帯メールのやりとりですら、億劫になってた。

   生きてたら22歳、の文世バースデーが過ぎ、
   短い初夏が行き、被災地の方々には申し訳ない
   日常が(そういう安穏とした姿勢に異論はあるものの)
   戻ってきた頃。なんだかもう、多くの事に対して
   意欲が湧かなくなっている自分が、
   惨めに生き残っていたんですよ。

   大きな揺れを短期間集中的に経験した大野くんは、
   梅雨が明ける時分まで、部屋では私のそばから
   離れようとしませんでした。ピッタリくっついて。

    今は、すっかり「粗暴な王様」に戻っています。

   金曜の夜、外に出たらあまりに明るい月が
   頭上に在って、見とれてしまった… 

   まだ判然としない。継続の力が出るだろか?
   自信はないけど、再始動できますように。

    ひとまず今日は、ご挨拶だけで… 
   
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