文世さんに逢いたい

「婆猫ふみちゃんのスローライフ」を綴りたくて、 2004年から始めたブログですが、
ふみは2009年3月に19歳10か月で逝きました。

2012年05月

風薫らず…

   五月が遠ざかろうとしています。

tumetogi2


  しばし更新せずにいたのは、
  (もともと、よく放置するブログだけども
  夏の行方がある程度見えてから
  日記を書きたいと考えていたから。

  夏の行方というのは、現実的に言うと;
  7~9月の派遣契約がどうなるか?って事。

   現在の契約状態は4~6月までなので、
  あと1か月は働けます。失業しません。

  でも、7月以降も派遣先で働けるかどうか。
  それは5月のうちに概ね決まるのです。
  派遣スタッフ(私)と派遣先企業、
  双方に異論(不満)が無いかどうかを確認して、
  派遣会社の営業マンが契約交渉を進めます。

  私は当然、早い段階から更新希望の意思表示をして、
  「結果が判りしだい、連絡してください」と
  営業マンにお願いしていたの。
  (2月に現在の契約〔4~6月〕が更新された時、
   “営業くん”は電話1本よこさず、ストレートに
   更新の契約書を郵送してきたからさぁ…  )

  現在の仕事は、喪いたくない。
  経済的な問題でしがみついてる、それは実は4割。
  社会で生きていくために必要としてるのが、
  就業継続を希望する理由のメインなんだよ。

  ただなぁ。能力が足りんのです。
  だから、いつ見切りをつけられても不思議じゃない。
  それだけに、3月からずっと怯えてた。
  その答えが遂に出るのが5月な訳だが、
  とうとう派遣会社から連絡は来なかった 

  まぁ、ダメならしようがないよね。
  またもや「ご縁がありませんでした」って事で。

  昨夏、路頭に迷っていた時期、
  ハローワークの相談員さんにこってり絞られた。
  安直に「派遣に頼っていた」志の低さ、
  不景気&高齢ゆえ「派遣にも見捨てられる」惨状。
  全部ホントの事だからね、言われても腹は立たない。
  むしろ、その相談員さんは私の未来を案じてくれた。
  「もう派遣はやめて、時給の低いアルバイトでも
   “直接雇用”を選び取りましょうね!」
  ―― その貴い忠告に背いて、結局また派遣社員。

  大丈夫です。心はいつも通りダークだけど(通常運行)、
  自棄はおこしていないし、大野くんとまったりしてます 

金環日蝕と猫たち

20120522


    「世紀の“天体ショー”」と謳われた、金環日蝕。
   皆さんは、その時間帯、どのように
   お過ごしだったでしょうか。

   無職あるいは休日だと、完全なる夜型なので、
   朝7時前後に起きている事自体、滅多にない。
   でも現在はどうにか、日中のお仕事に就いていて、
   通勤準備のため6時半には起床しています
   (まだ馴れない。ずっと馴れないかもしれない)。

   ただ、こちら関東南部はあいにく雲が多めでした。
   だから、窓外の空模様を確認すると早々に諦め、
   8時過ぎに駅へ向かう路上で、
   かろうじて「欠けている状態」を確認した程度です。

   金環日蝕という一大イベント
   (一生一度という誘い文句にはなびかないぜ)
   にまるで興味が湧かなかった訳ではありません。
   でも、目覚めた時からずっと、
   大野くんが落ち着いていて… 

   いつもなら早朝5時頃から枕元で騒がしく、
   (それだけでなく、深夜に何度も起こしてくれる)
   私が起床して部屋を出るまでの90分の間、
   ひっきりなしに動き回っている筈の大野くんが、
   不思議なことにずっとおとなしかったのです。

   布団の上から動かない大野くんに、
   「どうした?だるいんか?」と手をのばし、
   耳と鼻の具合を確認しました。
   体調不良どころか、ゴキゲンな様子…。
   結局、毎朝恒例の「まとわりつき」もないまま、
   私は平穏さに戸惑って出社しました。

   日蝕は;
   呪縛からの解放、新しい一歩、
   人生の転機・再生・変革をもたらすといいます。

   私自身には何の変化らしい兆候もなかったけど、
   大野くんの様子にはドキドキしました。
   キミはすこ~しは大人になったんか?
   いやいや。やはりまだ「悪童」ですわ 

三年後に届く便り

    今週もどうにか乗り切ったぜぇ…と帰宅して、
    ポストを開けたら、虚脱感のジャブに見舞われた。

    某・健康食品からのダイレクトメールが届いてる。

    ここの商品を購入したのは、ちょうど4年前。

    ふみの右眼の上に出現した“異物”が
    悪性の腫瘍だという事は、動物病院で検査を受け、
    その当日に判明した。このブログで何度も記した通り、
    除去手術は到底望めなかった。
    ―― いつかきっと、動物医療の技術が進んで、
    老体への全身麻酔の危険も、なくなるだろう。
    術後の化学療法も、人間のそれに近づいて、
    リスクは低く、成功率は高まるだろうと信じる。
    たぶん、科学はいつか前進するのだから…

    外科的な治療は当然のこと、
    化学療法も身体的負荷が高いとなると、
    ふみと私たちに残されたものは『免疫療法』だけ。
    それに縋るしかなかった。

    動物病院で処方される内服薬の主成分は、
    「免疫力を高める効果あり」と、
    人間界(?)で認知され、浸透しているだ。
    健康情報に疎い私でも知っているものだった。
    それを、毎日2回ふみに飲ませる
    (正確には、食事に混ぜて与える)。
    ――― できるのは、これだけだった。

    で、「もっと自分たちにできる事はないか?」
    と、ネットで調べてサンプルを取り寄せたのが、
    「免疫力アップ」にかけてはAに勝るとも劣らない。
    はたして、猫にも服用させて大丈夫か?
    サンプルを持ち、動物病院を訪ねた。
    獣医さんの回答は「猫ちゃんに与えても問題ないでしょう」
    というものだったが、獣医さんは諦めようとしない私たちに、
    少々戸惑っている様子だった。
    まぁね。婆猫ふみちゃんが闘っている訳だから、
    私たち人間のほうも「絶望する」どころじゃなかったのよ。

    ただ、その後購入したF(安価ではない)を、
    ふみに与える機会は数える程しかなかった。
    そもそも、ふみは腎不全治療薬の服用を3年続けている。
    そして、それは癌の診断後もやめる訳にはいかない。
    
    強情なうえに、食が細くなったふみには、
    腎不全の薬と免疫療法Aを服用してもらうだけでも
    ひと苦労。一喜一憂の日々だった。
    ほどなく、購入したFは瓶ごと棚の奥に消えた…

    あれから約4年。
    ふみが逝ってからは、3年2か月あまり。
    健康食品Fからダイレクトメールは殆ど来なかった。
    来ても、何も感じることなく捨ててたのかもしれない。
    特に、ここ1年くらいは来てなかったと思うんだが、
    届いた事にごく普通に反応する自分に、驚く。
    時は流れたんだな…    

孤独と闘う

fumiface


    書きたい事があるにもかかわらず、
    更新が滞っておりました。
    先週の前半はネガティヴな自分と、
    後半は鼻炎薬の魔力と闘っていたのです。

    前回の日記の後、頂いたコメントによって
    (お返事が遅くなってごめんなさいっ  )
    忘れていたエピソードが甦ったり、
    あらためて猫たちの生き方を考えるなど、
    とても大切な機会を得られました。

    いつも、ありがとうございます。

     ふみが闘っていたのは、老衰と病魔だけではない。
    一番長く、ずっと闘い続けていたのは“孤独”だと思う。
    寂しさに耐えられないというより、
    「自分を独りにしておく事が赦せない」
    (人間の女性にも居ますよね、こういう恋愛スタンスの…)
    そんなポーズで私を責めていた。
    でも、ホントにそれはポーズにすぎなくて、
    心底彼女は独りが厭だったのじゃないだろうか。

    十代の頃、「猫になるよ」と友人に呟いた自分。
    つまり、「お気楽・極楽・眠り放題」を手に入れる、と。
    小学生時代から、家に十匹以上
    猫が居る環境だったのに、
    猫に対して“安穏”な固定観念を抱いていた。
    みんな出自は野良で、
    決して安穏な生涯ではなかった筈だけど。

     ふみ&ヒロ姉妹との出逢いは、
    私にとって大きな意味を持つ事になる。
    (それは、「猫との関わり」という範疇に留まらない。
    猫ブログの皆さんは解ってくださるでしょう)

    おまえはイイなぁ。仕事(学校)に行かなくてすむし、
    何の心配もせずに、のんびり眠ってられてさ…


    ―― こういう台詞を動物に向かって云うことは、
    もうなくなりました。

    大野くんは、寂しさと闘っているのでしょう。
    昨年の今頃まで、彼は睡眠時間が少なかった。
    眠ったら何かを喪うと怖れていたんだろうか。
    寝姿を滅多に見せてくれず、
    私が眠っている間も、じっと横に佇んで…

    ホントにここ一年ですね。家ネコらしい、
    居眠り姿で落ち着いてくれるようになったのは。

    留守番役としては“最凶”です。
    よくあんなに奥からモノを引っ張り出せるもんだ。
    先月、「暴風警報」で派遣先から早く帰宅した時、
    まさに我が部屋でも暴風が吹き荒れていたようで、
    大野くんが蛮行を働いている真っ最中でした。
    「何時間も早く帰ったから喜ぶかな?」
    と想像していたのに、犯行の現場を目撃されて
    大野くんはけっこう戸惑っていました 

     キミは独りじゃないんだよ。

闘っている

sld36



    1日・2日は仕事に出ていました。
   通勤ラッシュはだいぶ楽な思いができたし、
   派遣の身(時給労働者)としては、
   働けるのが有り難かったです 

   ただ、派遣先で1日・2日に出社している人は少なく、
   電話の音とか話し声なども殆どなくて、
   自然と眠気を催してきて…そこだけ困りました。

   もう、ずっと何年も、データ入力か校正(編集)の
   仕事しかしていません(それしかできない)。
   「根気の要る仕事」と言えば、聞こえは好いかもしれない。
   そういう仕事は、概ね単調な作業になります。
   集中力はもちろん必要とされているものの、
   作業する側の現実は、「睡魔との闘い」。

   私は、「起きている間は常に眠い」のです。
   眠るために生きているようなものよね。
   昼食後なんて、そりゃもう…(いっそ食べなきゃイイのか)

   ここ十年では最も長く勤めた職場の事を思い出すと、
   午後の入力業務が「睡魔との闘い」だった記憶が濃い。
   ある時、同じフロアで仲の良かった女性に
   「自分が闘っているモノ」について打ち明けたら、
   (打ち明けるって事自体、非常にアホですが…)
   「それはみんな同じだよぉ~」と言われ、驚いた 
   「えぇ~っ、ウソー!あんなモノとみんな闘ってるの 

   誰もが、特にメリハリの少ない作業では睡魔と闘っている。
   その事実を受け止めながらも、心の中では
   「でも、私を襲う睡魔は他の人たちよりも凄いモノなのよ」
   と妙に自信をもってた。愚かです。

   猫は、まず、睡魔と闘うことなどしませんな。
   だからこそ、猫という存在なんだと思う。
   (野良猫たちは、少々事情が違ってくるでしょうけれど)

   晩年は病気と闘ってた、ふみ。
   腎不全だけでも、私たち人間は「目の前が真っ暗」なのに、
   ダメ押しで癌とはね…

   あぁ…今は闘うものなど無い世界に居るんだ。
   どうか思いきり、まどろんでくれ。
   

 
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