楽な仕事なんて無い、とは思う。
何処に行っても、いつでも、
自分の「足りない能力」に悩まされる。
「最初からデキル人はいないよ」って、
鉄板の慰め言葉があるけれど、
自分の場合、理解が遅く、のみ込みが悪すぎる。
あ~周りに迷惑かけてんなぁと、
常に申し訳ない気持ちで働いてきた。
「できなくて恥ずかしい」という考え方にはならなくて
(頭の悪さを子供時代から自覚しているため)、
だから尚の事、成長・進歩に繋がらないんだろうか。
現在の派遣先でも、静かに苦戦中
勤続年数の長い派遣スタッフさん(他社)が、
「ここは大丈夫。よほどのおバカさんでない限り」
と、励ましのつもりで言ってくれた言葉を、
私はむしろ、だいぶ不安な気持ちで受け止めた。
―― よほどのバカなんですよ…
毎日、心の中で弱音を吐いている…でも、
辞めようとは思わない。
もちろん、「経済的に崖っぷち」って状況を
今は冷静に考えている(例年、意外と度外視)から、
破綻に直結する決断を控えている訳だね。
「このダンジョンはクリアするべきだ」と、感じている。
ドラクエやファイナルファンタジーに代表される、
RPGをプレイした経験のある人なら、あの
苦闘(厳しく、くやしい)の味が甦るでしょうか…
あぁ~こんな低いレベルで、脆弱な装備で、
飛び込んだのはまずかったわぁ!
引き返したほうがいいにきまって…と、
引き返すにもけっこうエネルギーが要ります。
ダンジョンの入り口へと戻る途中でgame overも、
大いにあり得るので、どうせいろいろ喪うなら、
出口を目指したほうがいいと考える、2012梅雨なのです。
「リセット」するには、私の場合もはや遅すぎるので、
「辞めてくれ」と言われるまで、粘りますね。
自分から棄てることは選ばない。
自分にできる限りの仕事をして、残暑を迎えたいです。