大股で粗い歩き方をするせいか、
あるいは、同年代の女性の中では歩くほうだからなのか
(運動は基本的にしません!)、
靴底がすり減って使えなくなるペースは早いです。
半年に1足はダメになっちゃってるなあ。
⇒ 複数の靴を使い分けない、つまり貧乏だからか?
大野くんが行方不明になる直前に、
ちょうど靴を買い替えたばかりでした。
その靴は、昨年のうちに底がパカッと割れちゃった。
3か月もたなかった計算になりますね。
刑事は、靴を擦り減らす仕事
―― あくまで小説・ドラマから仕込んだフレーズで、
本職の人に聴いたことはないのですが。
100日あまり、歩きました。
市内のごく一部のエリアに絞っていたけれど、
ほぼ、欠かさず毎日…
この1か月は、捜索が行き詰まった事と悪天候が重なり、
歩き回る頻度も距離も、ガクンと減っています。
それにしても、びっくりするくらい、猫に逢わなかったなあ。
同じ4か月半でも、これからの4か月半なら、
はるかに状況は違うのかもしれません。
クリスマス直後、何日か続けて、
午前2時~3時の町を走ったことがあります。
「たぶん、このコに違いないよ」と、
11月からあった目撃情報が強化される局面になり、
猫が現れやすい時間帯を狙って、動きました。
キャリーバッグと懐中電灯を持って、
深夜の町を目的地まで走った。
焦ったり、思い詰める、いつもの状態とは違って、
気持ちが妙に高ぶっていた、そんな感覚が残っています。
どうして、あんなに、逢える!って
期待が湧きあがっていたんだろう。
「今夜、連れて家に帰るんだ!」って、意気込んでた。
自宅から半径500メートルをメインに探しつつ、
時おり、猫が自力では行けないような場所にも、
足を運んでいました。
写真は、歩き回っている途中に寄った、
稲荷神社のものです。
捜索では、公園と神社・お寺のチェックは欠かせません。
下のほうの狐さまは(向かって右側にある)、子連れですね。
キツネ好きで、京都の伏見稲荷をはじめ、
いろいろ稲荷神社にはお参りしてきたつもりだけど、
こういう姿のお稲荷さんを目にするのは初めてです。
子ぎつねを毅然と守っていらっしゃる…
この神社には、昨年2回行きました。
今年は、初詣に出かけなかったので(毎年だけど)、
3月に入ったらお詣りしてこようと思います。
そして、この神社からやや離れた所にある動物病院。
11月の最初に貼ってくださった「迷い猫チラシ」を
(かかりつけでも、ご近所ですらないのに…)、
引き揚げてこようかと、考えているところです。
もう、そういう時期に来ているのではないでしょうか。
4か月も、有り難いことです。
大野くん探しが不発に終わっても、
部屋に戻れば、必ずミライと黒絵は居ます。
落胆だけで終わりそうなところを、
なんとか救ってくれる、2匹の存在です。
もう履くことはできない、あのボロ靴。
でも、捨てることもできないな、きっと…。