先週あたりから,ふみの少食に頭を悩ませている。
猫 「食欲がない」というより,
好きなもの,旨いと思えるものしか食べたくない」という事らしい。

ふみのエサ皿は2つあって,
1つはドライフード(シニア用。4~5種類を1か月交替で),
もう1つは缶詰(シニア用。5種類10味のローテーション)。
重要なのは,缶詰のほうで,これに混ぜる薬(心臓&腎臓)を
ふみに服用させる事が最大の狙いと言ってもいい。
ふみも,缶詰フードのほうが断然好きなので
(缶を開ける音に,食欲中枢が反応するのだろう)
順調な時は,薬入りフードをワシワシかっ込んで,
栄養と薬を体内に取り込んでくれる。
が。順調じゃない時のほうが多い,現状はアウト

5種類10味のローテーションにも飽きてきたのかはてな
そんなこと言ったって,買い求められるシニア用は限られているんだよ。
そもそも,本当なら,病院のほうで出してくれる「治療食」が
ふみには望ましい食べ物なのに。
あれは相当まずいらしく,家では一度も食べてくれなかった。
だから,妥協して市販のシニア・フードを食のメインにおいている。
(シニア用でも,缶詰によって成分数値に差がある)

非は,私たちの“甘さ”にもあって,
ふみの「おねだり」に負けて,ついつい「おやつ」をあげちゃってるんだよ~
「おやつ」は,手のひらから与えるドライフード。
これは,小袋に入った,やや高めのキャットフードで,
その風味にたまらなくそそられるんだろうな。
ふみは,日に何度か貰えるそれを,とても楽しみにしている。
“塩分制限”を一生続けて行くふみに,このおやつは決して良くないダメ
もちろん判っているのだが,
一方で,その短い老い先を考えると,
長寿の為の“がんじがらめ”より,ちょっとは美味しい毎日」のほうが,
ふみには幸せなんじゃないかと思えてならないんだ。

薬入りキャットフードのローテーションに飽きてしまったふみは,
“生エサ”には口をつけないで,ひたすら“おやつ”ねだりに精進する。
「ここで折れちゃいけないっ…」と私が踏ん張った場合,
じゃあ,ふみは諦めて“生エサ”のほうを食べてくれるかはてな
―― とんでもない。隣りのトレイのドライフードをかりかり食ってる怒

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