バス 妹の誘いで,昨日は日帰りバスツアーに出かけた。
恥ずかしながら,ツアー代金は妹の“おごり”なんである 汗
きっと,最後まで不甲斐ない,役立たずの姉ちゃんに違いない。

土曜に,徹夜で原稿を仕上げたばかりだったから,
体力・気力に自信がないまま参加する。
途中,バスの中で猛烈に眠る事が懸念された為,
妹の退屈しのぎ用にiポッドも用意していったのであった。
だが,最後まで妹に使ってもらう必要はなかった。
朝,バスの発着所で合流してから夜の解散時まで,
私たち二人はずーっと喋っていたから 笑い

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バスツアーは,ぶどう狩り・ブルーベリー狩り・酒造元見学など,
「地味な内容だ」と妹は苦笑していたのだが,十分に楽しめた。
何より,静かな自然の風景に心から雑音が消えたもの。
妹が私を今回のバスツアーに誘う事に決めたのは,
彼女の夢に亡くなった父が出てきて,
「ここへあつぶこ姉ちゃんも連れて行ってやれ」と云ったんだと。
確かに,立ち寄った場所のひとつは,父の出身地に近い。
特に,その市内にあった1300年の歴史を持つ神社では,
川のせせらぎと風の音に混じって,
父の声が聴こえてくるようだった。
赤トンボの姿をいくつも見かける。
1匹が,妹の帽子の縁に停まって動かない。
たぶん,あれは父の使者だったのだと思う。
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