一冊の本が届けられた。
『猫とくらす』― 私と同様に,
この本を今手もとに持つ人は沢山居るだろう。
内容は,猫と暮らす(接点のあった)人々の投稿で
構成されている。写真とエピソードが詰まってる 

先月末に「本を進呈します」とメールがあり,
そういえば猫サイトに投稿したなぁと,思い出す。
すっかり忘れていた。
投稿者には全員無料で配布するという知らせだ。

今日届いた本を手に取り,その成り立ちを再確認。
昨年11月から今年2月末までに,
Cat-and-Me.comへ投稿されたモノをメインに
編集されている。けっこう分厚くて350頁くらい。

投稿者=掲載者ではないらしいので,
「猫の写真集」のつもりでページをめくる。
犬猫に限らず,動物の写真って大好きなんだよねぇ。

 ラフにページを繰っていたら,
唐突にふみの顔が現れた。
あ…この写真を送ったんだ…よく憶えてない 
エピソードも併せて投稿したけれど,
そちらは採用されなかったようだ。
写真ページには各種タイトルがつけられてるのよね。
ふみの顔のどアップは
「泣きそうな顔」に分類されてた。

そうだねぇ,ふみ。
いつも不服そうな表情だったもんなぁ。
「愛を独占したい」「独りで居たくない」って気持ちが,
彼女の心全体を構成していたから…