部屋に来て、12日目のミライ
ミライが満2歳の誕生日(推定)を迎えました。
長かったなぁ…2年間って。
やっぱり「あっという間」とは言えない。
さすがに、いろいろあったこの2年に関しては。
真っ赤に潰れたようになっていた左眼も、
この写真の頃にはすっかり良くなっています。
缶詰ごはんもワシワシ食べて、
部屋のあちらこちらを興味津々で動き回っていました。
あ。でも、この写真で見てみると、
まだ左眼の具合は完全に良くはないですね。
ミライ自身は元気でも、治療は続いていました。
1日3回の点眼と、朝晩の抗生物質。
この頃、必死に仕事してたなあ。
睡眠が2~3時間の毎日だったから、
コンディションの悪さを周りに気づかれまいと、
むしろ業務の質を落とさないよう、
気を張って、机にかじりついてたよ。
昨日、あまりの暑さに朦朧として
(所詮4月なので、冷房を入れてもらえない)、
「もう無理だ~」と午後は仕事が捗らなかった。
開き直ってだらけてた昨日の自分と、
一昨年の自分を比べて反省しています。
最初のうちは、専用ケージを用意して、
点眼後のミライをそこに隔離していました。
そうしないと、大野くんがミライのグルーミングを始め、
薬液をさした左眼までなめてしまうからです。
そして、私が仕事に出ている間も、ケージ入り。
これは日中11時間は閉じ込められている事になり、
酷に思えたけれど、危険回避のため実行していました。
ミライが部屋のどこかに入り込んでしまう危険。
黒絵という“野性”の存在に潜む危険。
そんな風に警戒心を働かせていても、
人と動物の間で思い通りに事を運ぶのは、無理がある。
専用ケージにミライが入っていたのは、
せいぜい3週間でしょうか。
暴れん坊ミライの絶叫に根負けして、
「もう好きにやってくれよ」と開放したのでした。
なんだか、この写真を見ていると、
ミライの性格がよく出てるなぁと思いますね。
自由奔放でちゃっかりしているというか…
320グラム(生後4週間)だったお嬢さん。
今はだいぶふっくらしているけれど、
美貌の猫(親バカ)に成長しています。
これから先の時間を、
一緒に乗り越えていかないといかんね。
頼むよ、ミライ。