文世さんに逢いたい

婆猫ふみちゃんが逝って、もう15年。
今は自分が人生休止中。ミライは10歳シニア猫です。

派遣歴長し。
限界を感じました。

テンポイント

楽 園


2013年お初です




    旧年中お世話になった御礼も申し上げず、
    新年のご挨拶もしないまま、大変失礼致しました。

    せめて23日(ふみの日)には、
    2月22日か2月23日には必ず…!と念じながら、
    とうとう三月を迎えてしまいました。
    四度目の命日がすぐそこまで来ています。



    頸椎症や過呼吸の発作などは、
    お蔭さまでだいぶ治まりまして、
    根気強くリハビリを継続してゆけば、
    悪化することはなさそうです。

    ブログ(PC画面そのもの)に向かわなかった原因は、
    体調よりも気持ちのほうに問題があったと思います。
    
    
    心身の留め金が外れそうだけど、ひとまず通勤。
    毎日ほんとに、同じ時間に同じ事を繰り返して、
    日々をただ流しています。駅前で1日分の買い物をして、
    帰宅する時にはもう、ガラクタを繋いでるボルトが墜ちる…

    玄関のドアに鍵をさす前に、ふーっとひと息吐いて、
    「よし…もういっちょ…!」と自分に気合を入れます。
    それから勢いよくドアを開け、
    『ただいまっ ! キミたち !! 』

    一年半前から倉庫代わりの部屋に棲みつき、
    昨秋あたりから居間で一緒に過ごす時間が増えた、
    黒絵ちゃん(耳にパンチの痕がある、手術済みの♂)。
    大野くんにとって、お兄ちゃんのような存在ならイイけれど、
    そこは人間と同様、難しい関係で、
    大野くんの心にはまだまだ葛藤があるようです。

    ただ、自分の居場所を確保したい黒絵ちゃんも、
    彼なりに抑えているのだ…
    (まだ、野良2割:飼い猫8割ってところ)。

    外の世界に楽園はそんなにないけれど、
    ここがキミたちの楽園であってくれれば、嬉しいな。
    もちろん、私にとってもキミたちと居る此処は、
    楽園なんだよ。
    


        

暁を待つ

     もし朝が来たら
     老人は養老院を出て
     もう一度自分の仕事を探しにいくつもりだった

     苦しみは変わらない
     変わるのは希望だけ
     という言葉のために

     だが
     もう朝は来ない


  上記の詩は、寺山修司の『旅路の果て』の一部だ。
  (いや~この7年の間に、わたしゃ何回
   この詩を引用してるんだぁ…)

  ふみに、朝は来たんだよ。
  でもそれは、「生きるための朝」ではなかった。
  私たちと別れるための朝だった。

  2年が経とうとしていてもね、
  私はまだ、自分が夜の中にいる気がしてならない。
  いつかは、いつかは朝が訪れるんだろうか。
  苦しみとか哀しみも変容して…


  カーテンが汚い
プロフィール

あつぶこ


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